2010年12月26日日曜日

after the anarchy

後にsteve jonesが“jimmy purseyはクソだった ”
と語る元凶にもなった幻のバンドsham pistols

sex pistolsファンというよりも
steve jone,paul cookによって展開された
後期pistolsサウンドのファンにとって
このバンドの存在意義はかなりでかいんじゃないだろうか

なんといっても
pistolsのsteve jones,paul cookに加え
sham69のjimmy pursey,dave tregunaによる
スーパーバンドだったから


バンドの音源としては88年にukのlink recordsから
4曲入りのライブ音源「sham pistols / what have we got!」
がリリースされたのみで
まさかスタジオ音源が存在するなんて一度も考えたことなど無かったのだが
スタジオ音源がブートでリリースされていることを先日yutakaに教えてもらい
驚愕した次第
※古いネタで恐縮だなぁ















Side 1/Studio
Natural born killer
You & me
Trainspotter
Individual

Side 2/Live
Pretty vacant
White riot
If the kids are united
What have we got

現物を購入した訳じゃないので音源の詳細は不明だけど
you tubeでそのスタジオ音源中3曲が聴けたので
特記すべきタイトルチューンのみ感想を述べたいと思う


タイトルチュ-ンの“Natural Born Killer”は
このバンドを解散後にsteveとpaulが結成したProfessinalsで
“Kick Down The Doors”として改作し発表された名曲のオリジナル




ま、当然デモ音源な訳で
やっぱりメロディーの詰めはかなり甘く
全体の雰囲気は散漫な作りになってます

それ以前に
jimmy purseyのvoが浮きまくってて辛い・・・

しかし、steve jonesの緻密に計算され
オーバーダブされたギターサウンドだけは例外

pistolsの「never mind」レコーディング以降確立された
幾層にも重ねらた重厚なバッキングギターの旨みが
これでもか!といった具合にギュウギュウに詰まっていて
これはもう
steve jonesをギターヒーローとする向きには
(自分も含め)
堪らん内容といっても構わないと思う


他のスタジオ曲は正直楽曲としての魅力には乏しいかも

professionalsでも取上げていないところから察するに
要はボツ曲レベルのハードパンク路線といったところ

もちろんファンには一聴の価値ありですが


B面に収録されたライブ音源はlink盤と同内容かと思われるけど
clashのmick jonesも飛び入りでゲスト参加している貴重な音源
未聴の人はこの機会に是非聴いてみましょう


“kick down the doors”
お蔵入りになったprofessionalsの1st album ver

 

正規アルバム・バージョンはこちらに収録






















steve & paul
不朽の名曲

rockn'roll swindle ver




single ver

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