仕事から帰り、つけ麺とビ-ルに舌鼓を打ち、
「後は音楽だけだな」と、
頭で考えるでもなく心で感じた1日の終わり。
今は何だか、すげぇ、いい気分。
ニューオリンズ・ブラス・バンドの大御所“Dirty Dozen Brass Band”が
Marvin Gay“What's Going On”を丸々カバーした、興味の尽きないアルバム。
Marvinの残したメッセージは、今現在も誰しもの心に訴えかける普遍的なものであることを、アルバムを一度でも耳にしたことのある人ならば少なからず理解できるのでは?
96年に、ハリケーン・カトリーナで大きな被害を受けたニューオリンズの人々のやり場のない
怒りや喪失感といったものを、Marvinというフィルターを通して世界に問いかけたこのアルバムもまた、
誰しもの心に訴えかけるものであり、生き続ける限り直面せざる得ない課題に満ちた作品なのだと思う。
“どうなってんだよ?”
“どういうことだよ?”
“どうなってんだよ?”
誰もが問題で山積みになっている。
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