想うに、ナイーブだったジミのハートそのままに
今にも崩れ落ちてしまいそうなくらいに
ぎりぎりのところで鳴り響く儚い音。
それはいつも
心を落ち着かせ
安らぐ空間へと
連れ出してくれる。
おもちゃがおもちゃ箱に帰り
道化役者がみんな床につくと
幸せが町の通りでよろつくのが聴こえる
足音は赤で着飾る
And the wind wispers Mary
昨日の人生の壊れた破片を
ほうきが侘しく掃いている
どこかで女王がすすり泣いている
どこかで王が妻を失う
And the wind it cries Mary
信号が明日で青に変わり
俺のベッドで空虚を照らす
かつての人生はもはや亡きものとして
小さな島は流れにそっと歪む
And the wind screams Mary
過去に口にした名前を
風は覚えているだろうか
風よこの杖と共に
自分の老いや叡智を覚えているだろうか
否これが最後だろうと風は囁く
And the wind cries Mary
- by Jimi Hedrix -
0 件のコメント:
コメントを投稿